グランドツーリング2008(3) ---佐渡島一周--- [旅（日本）]
初日，二日目と佐渡島の南の海岸線に沿って進んできたが（赤，青のルート），3日目はいよいよ佐渡島一周（緑のルート）である。
©佐渡観光協会
佐渡島の大きな地形区分でいえば，国仲から大佐渡へ，となる。
国仲
大佐渡©佐渡観光協会
小木をでてまずは西三川ゴールドパークで軽く砂金すくいを体験し，ほど近い尾畑酒造へ。
観光地図によるとここは『アルコール共和国』と出ており，本来はそういうネーミングを聞くと足が遠のくたちなのだが，ここの『真野鶴 大吟醸』がエールフランス航空のファーストクラスとビジネスクラスで供されていると聞いては立ち寄らないわけにはいかない（フランス人の味覚は基本的に信用している）。
尾畑酒造
アルコール共和国入口
館内
酒造りの説明など
結論からいうと，『真野鶴 大吟醸』は私の好みではなかった。どうも，醸造用アルコールの入った酒は口に合わないのだ（ただ，翌日再訪し，その日から3日間限定販売の純米酒を自分のお土産に購入した。こちらは素晴らしく美味かった）。
そしてトキの森公園へ。
ここでトキを保護・飼育しているわけだが，観光客がトキを間近に見られるというわけではない。
数十メートル先
まずは展示資料を見てもらい，ホンモノは遠くから拝んでね，という趣向。
キン（はく製）
この9月25日にはいよいよ自然への放鳥が始まるそうだ。
トキを見たあとは佐渡島最北端を目指す。両津から右に海岸線を眺めながらひたすら北上，目指すは二ツ亀（ふたつがめ）である。
このルートは海に近く集落がときどき出てくるうちは道も広く舗装も行き届いているが，北端が近づき山間部がメインになると普通車でもすれ違うのが大変なくらい狭い道になる（さいわい前走車が観光バスで，対向車がみんな避けてくれたおかげで走りやすかった）。
両津からおよそ1時間，二ツ亀に到着である。
ふたつの「亀」
岩山がふたつあるだけならなんということはないのだが，崖を下っていくと二ツ亀との間に小さな三角形の海水浴場があるのだ。
この海水浴場は砂利浜のため素足で歩くには少々痛いのだが，やはり透明度が素晴らしく，足もとを多くの魚が泳ぎ回っていた。
2時間ほど素潜りをして遊んだのちは，ひたすら北側の海岸線を小木へ戻る。
このルートがまた，素晴らしい。ほぼ常に海岸線を右手に見ながら，急峻な山間部から平坦な漁村まで，アップダウンに富んでいる。途中には一面のヒマワリ畑も広がるなど景色に飽きることがなく，誰も眠りこける者がなかった。
そして，夕焼けの名所といわれる相川地区の七浦海岸を通り，夕日を眺めて一休み。
夕日の写真は，難しい。
©佐渡観光協会佐渡島の大きな地形区分でいえば，国仲から大佐渡へ，となる。
国仲
大佐渡©佐渡観光協会小木をでてまずは西三川ゴールドパークで軽く砂金すくいを体験し，ほど近い尾畑酒造へ。
観光地図によるとここは『アルコール共和国』と出ており，本来はそういうネーミングを聞くと足が遠のくたちなのだが，ここの『真野鶴 大吟醸』がエールフランス航空のファーストクラスとビジネスクラスで供されていると聞いては立ち寄らないわけにはいかない（フランス人の味覚は基本的に信用している）。
尾畑酒造 アルコール共和国入口 館内 酒造りの説明など結論からいうと，『真野鶴 大吟醸』は私の好みではなかった。どうも，醸造用アルコールの入った酒は口に合わないのだ（ただ，翌日再訪し，その日から3日間限定販売の純米酒を自分のお土産に購入した。こちらは素晴らしく美味かった）。
そしてトキの森公園へ。
ここでトキを保護・飼育しているわけだが，観光客がトキを間近に見られるというわけではない。
数十メートル先まずは展示資料を見てもらい，ホンモノは遠くから拝んでね，という趣向。
キン（はく製）この9月25日にはいよいよ自然への放鳥が始まるそうだ。
トキを見たあとは佐渡島最北端を目指す。両津から右に海岸線を眺めながらひたすら北上，目指すは二ツ亀（ふたつがめ）である。
このルートは海に近く集落がときどき出てくるうちは道も広く舗装も行き届いているが，北端が近づき山間部がメインになると普通車でもすれ違うのが大変なくらい狭い道になる（さいわい前走車が観光バスで，対向車がみんな避けてくれたおかげで走りやすかった）。
両津からおよそ1時間，二ツ亀に到着である。
ふたつの「亀」岩山がふたつあるだけならなんということはないのだが，崖を下っていくと二ツ亀との間に小さな三角形の海水浴場があるのだ。
この海水浴場は砂利浜のため素足で歩くには少々痛いのだが，やはり透明度が素晴らしく，足もとを多くの魚が泳ぎ回っていた。
2時間ほど素潜りをして遊んだのちは，ひたすら北側の海岸線を小木へ戻る。
このルートがまた，素晴らしい。ほぼ常に海岸線を右手に見ながら，急峻な山間部から平坦な漁村まで，アップダウンに富んでいる。途中には一面のヒマワリ畑も広がるなど景色に飽きることがなく，誰も眠りこける者がなかった。
そして，夕焼けの名所といわれる相川地区の七浦海岸を通り，夕日を眺めて一休み。
夕日の写真は，難しい。
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daikさん
お久しぶりです。
コメント出遅れで申し訳ありません。
佐渡、無事に行かれたんですね。
以前書いたかもしれませんが、私が小学校2年の頃、一度だけ旅行で行ったことがあります。覚えていることがあまりないのですが、佐渡の海がすごくきれいで、夏休みの自由研究用にきれいな石をたくさん拾ってきた記憶があります。
それ以外で覚えていることと言えば、当時上越線を走っていた特急「とき」に乗れてうれしかったことぐらいです（汗）
近いうちに「想い出の旅」でもしてみたいものです。
by Akisan (2008-09-17 17:07)
「砂金すくい」にひかれました。
お持ち帰りできるんでしょうか？どのくらいとれましたか？
この紹介用地図で見ると、移動距離が「これだけ」に見えますが、
日本地図で考えると…まさしくロングドライブですねぇ。
by 馬子 (2008-09-17 23:22)
水平線越しの夕日も綺麗ですね。
こういう景色も普段は見ることできないな～
by Ten (2008-09-17 23:31)
なかなかいいところですね！！！！前回の記事によると美人も多いみたいだし！！！ｗｗｗｗ
夕日の写真もいいですね！！！１３０がカッコよく見えます。。。
by Ｍａｋｏｒｉｎ(^_^)v (2008-09-17 23:44)
> Akisanさん
佐渡の海，ほんとうにキレイですね。
もし子供の頃に来ていたら，きっと一生忘れないんじゃないかな，って思いましたよ^^
キレイな石もたしかに沢山あって，とくに赤っぽいのは佐渡の名産らしいですね。お土産屋さんでも小さいのはひと山いくら，で売っていました。
奥様と，ぜひ！！
> 馬子さん
砂金，持ち帰れますよ〜^^
とある東北の金山に行ったときは精練された金の粒をわざと混ぜた砂金すくいでしたが，佐渡のは精練前の天然の粒だっていうのが自慢らしいです（おばちゃん曰く）。
それにしても「島」という名前に騙されたな，っていうほど広くて，ほんと，行ってみないと分からないことってまだまだ色々あるもんですね〜。
> Tenさん
東京で見る夕日も「キレイだな〜」って思うことはありますが，やはり海に沈む夕日は日本海でないと見られませんからね〜。
ほんとうはもっと粘って海の彼方に沈む夕日を見たかったのですが，宿の食事の時間もあって，後ろ髪引かれる思いで立ち去りました^^
> Makorinさん
いいところでしたよ〜〜！！
真夏でも過ごしやすい気候だし，魚は旨いし，酒も美味いし，美人は多い・・・らしいし^^
キレイな夕日のおかげで，へんてこデザインの130iも，なんだかサマになりました（笑）
by daik＠tokyo (2008-09-20 23:43)