英国旅行(2) ---いざ,Old Traffordへ--- [旅(外国)]
自分でするのはたいして好きではなかったサッカーだが,昔から好きなチームがある。ドイツのバイエルンと,イングランドのマンチェスター・ユナイテッドだ。
今回の旅のメインイベントは,このユナイテッドの試合をホームスタジアム(オールド・トラッフォード Old Trafford)で観戦することである。
朝6時過ぎ,眠い目をこすりつつロンドンから特急でおよそ2時間半,マンチェスター中央駅に到着,そこからトラムでおよそ20分,Old Trafford駅に到着する。
トラムの駅からは更に歩くこと10分ほど,閑静な住宅街などもあり,この先にあの憧れのスタジアムがあるとはにわかには信じられないほどである。
キックオフは昼過ぎだが,今回は食事付きのヨーロッパ・シートだったので,その3時間前に着く必要があった。まだ試合には早いため,周辺のお店の開店準備は始まったばかり。
スタジアムに到着し,まず真っ先に向かったのはユナイテッドの伝説中の伝説,マットバズビー(Sir Matt Busby)と3人の選手たち(ジョージ・ベスト,デニス・ロウ,ボビー・チャールトン)の銅像のあるスタジアム正面である。
そして,私がユナイテッドを知り,そして好きになった「ミュンヘンの悲劇」のモニュメントに向かい,しばし黙祷。
さて,入場口はディレクターズ・エントランスである。
中は洗練されたパーティー会場となっており,所定のテーブルに着くと世界中から集まってきたファンと歓談が始まった。私とおなじテーブルの人はアメリカのテキサスやフランスなどからやってきていたのだが,さすがに私がいちばん遠くからの来訪者だったようで,12時間半のフライトだった,というと皆驚いていた(日本人にとっては普通なのだが)。
クイズあり,手品ありで賑やかなパーティーが進み,現役選手もひとりやってきてくれた。この日きてくれたのはイングランド代表FWのアシュリー・ヤング Ashley Young。
子どもたちのサイン攻めに気軽に応じていた。ちなみに彼は,F1パイロットのルイス・ハミルトンと同級生らしい。
さて,試合は前節まで最下位のブラックバーン戦。パーティー会場にも楽勝ムードが漂っていたのだが,終わってみれば2-3の敗戦,その夜のスポーツニュースでも翌朝のスポーツ各紙でも大番狂わせを報じていた。
試合こそ勝てなかったが,私としては見たい選手が3人ともスタメンで出てくれたので大いに嬉しかった。
ひとりは,チチャリートの愛称を背負った14番のエルナンデス Javier Hernandez。昨シーズン,ルーキーイヤーにファン投票でクラブ年間最優秀選手の表彰を受けたメキシコ代表FW。
彼がスタメンのときは,キックオフ前にセンターサークル内で祈りを捧げるのがならわし,それを見られたのも幸運だった。
もうひとりはポルトガル代表MF,17番のナニ Nani。昨シーズンのベストイレブンであり,アシスト王。チームメートによる投票で年間MVPとなった。
そしてフランス代表DFの,エブラ Patrice Evra。最近リバプールのスアレスに人種差別発言を受けたことで話題となってしまったが,テレビで観戦しているときいつでも画面のどこかに顔を出すような豊富な運動量を誇る,プレミアリーグ屈指の左サイドバック。ユナイテッドに来るまでは下部リーグを渡り歩くなど,苦労人だといわれている(蛇足ながら,私のフットサルのユニフォームは彼にあやかって3番である)。
かくして憧れの聖地オールドトラッフォードにてユナイテッドの(負け)試合を観戦することができた,思い出深い旅となった。
(この最後の画像は,パソコン上にコピーすると360度のパノラマ写真になりますので,よかったらお楽しみください)
今回の旅のメインイベントは,このユナイテッドの試合をホームスタジアム(オールド・トラッフォード Old Trafford)で観戦することである。
朝6時過ぎ,眠い目をこすりつつロンドンから特急でおよそ2時間半,マンチェスター中央駅に到着,そこからトラムでおよそ20分,Old Trafford駅に到着する。
トラムの駅からは更に歩くこと10分ほど,閑静な住宅街などもあり,この先にあの憧れのスタジアムがあるとはにわかには信じられないほどである。
キックオフは昼過ぎだが,今回は食事付きのヨーロッパ・シートだったので,その3時間前に着く必要があった。まだ試合には早いため,周辺のお店の開店準備は始まったばかり。
スタジアムに到着し,まず真っ先に向かったのはユナイテッドの伝説中の伝説,マットバズビー(Sir Matt Busby)と3人の選手たち(ジョージ・ベスト,デニス・ロウ,ボビー・チャールトン)の銅像のあるスタジアム正面である。
そして,私がユナイテッドを知り,そして好きになった「ミュンヘンの悲劇」のモニュメントに向かい,しばし黙祷。
さて,入場口はディレクターズ・エントランスである。
中は洗練されたパーティー会場となっており,所定のテーブルに着くと世界中から集まってきたファンと歓談が始まった。私とおなじテーブルの人はアメリカのテキサスやフランスなどからやってきていたのだが,さすがに私がいちばん遠くからの来訪者だったようで,12時間半のフライトだった,というと皆驚いていた(日本人にとっては普通なのだが)。
クイズあり,手品ありで賑やかなパーティーが進み,現役選手もひとりやってきてくれた。この日きてくれたのはイングランド代表FWのアシュリー・ヤング Ashley Young。
子どもたちのサイン攻めに気軽に応じていた。ちなみに彼は,F1パイロットのルイス・ハミルトンと同級生らしい。
さて,試合は前節まで最下位のブラックバーン戦。パーティー会場にも楽勝ムードが漂っていたのだが,終わってみれば2-3の敗戦,その夜のスポーツニュースでも翌朝のスポーツ各紙でも大番狂わせを報じていた。
試合こそ勝てなかったが,私としては見たい選手が3人ともスタメンで出てくれたので大いに嬉しかった。
ひとりは,チチャリートの愛称を背負った14番のエルナンデス Javier Hernandez。昨シーズン,ルーキーイヤーにファン投票でクラブ年間最優秀選手の表彰を受けたメキシコ代表FW。
彼がスタメンのときは,キックオフ前にセンターサークル内で祈りを捧げるのがならわし,それを見られたのも幸運だった。
もうひとりはポルトガル代表MF,17番のナニ Nani。昨シーズンのベストイレブンであり,アシスト王。チームメートによる投票で年間MVPとなった。
そしてフランス代表DFの,エブラ Patrice Evra。最近リバプールのスアレスに人種差別発言を受けたことで話題となってしまったが,テレビで観戦しているときいつでも画面のどこかに顔を出すような豊富な運動量を誇る,プレミアリーグ屈指の左サイドバック。ユナイテッドに来るまでは下部リーグを渡り歩くなど,苦労人だといわれている(蛇足ながら,私のフットサルのユニフォームは彼にあやかって3番である)。
かくして憧れの聖地オールドトラッフォードにてユナイテッドの(負け)試合を観戦することができた,思い出深い旅となった。
(この最後の画像は,パソコン上にコピーすると360度のパノラマ写真になりますので,よかったらお楽しみください)
自分はロンドンの後、憧れのマンチェスターへ行き、
ついでに北アイルランドに行きました。
実際は北アイルランドが良かったです。あの雰囲気大好きです。
また行きたいです。
by sugarbabe (2012-05-02 15:16)