はじめての中国(2) ---まずはフラッグシップから---

中国のクルマについての記事をエントリーしようと少し勉強するにつけ，非常に複雑な中国の自動車事情が分からなくなってきた。そのようなわけで，理解は諦め，街中で見つけたクルマをまとめるだけにした。

まずは中国のフラッグシップ，第一汽車「紅旗 Hongqi」。


「紅旗」といえば，泣く子も黙る中華人民共和国VIPの専用車が元祖である。

が，さすがに1958年デビューの「国家指導者」専用車に街中で遭遇する可能性は低く，私が目にしたのは紅旗エントリーモデル「名仕」である。

こちらは，街中に無造作にとめられていた「名仕」，よく見れば分かるが，アウディ100をベースとしたストレッチリムジン仕様である。



こちらは，旧ヤマトホテル裏手に停まっていたタクシー仕様。グリルデザインから，「世紀星」かもしれない。



エントリーモデルとはいえ，アウディ100がベースというところに敷居の高さを感じないではない。

ちなみに，クラウンマジェスタベースやマツダ6（カペラ，アテンザのクラス）ベースのモデルもあるらしいが，残念ながら私の滞在中に見かけることはなかった。

コメント 4

そうですね・・・・Ａｕｄｉベースの車ってた～くさんはしってましたよね。。。
写真を見てると結構新しい車が多そうですね。。。やっぱ都会だからかな？？？？
ちょっと田舎に行くと・・・・すごい車が走ってますよね。。。ｗ
by Ｍａｋｏｒｉｎ(^_^)v (2010-07-19 01:10) 

> Makorinさん
VWやアウディはとくに多かったですね〜
VWサンタナなんて，日産でノックダウン生産してた頃の懐かしいやつがタクシーで普通に走ってるし...
たしかに，ちょっと郊外にはずれると「凄い」のが多かったような気がします^^
by daik＠tokyo (2010-07-19 07:00) 

紅旗って字体が香港映画みたいでかっこいいですね。
長く乗っているところをみると意外に耐久性があるのかなと思ったり。
by sugarbabe (2010-07-19 10:31) 

> sugarbabeさん
たしかに，香港映画の「終劇」なんてのと自体が似ているかもしれませんね（笑）
タクシー採用しているくらいだから，やはり耐久性はかなりあると見てよいんじゃないでしょうか。
ちなみに，タクシーで目についたのはVWサンタナが最多ですが，その次は意外や（失礼）シトロエンだったような気がします。
by daik＠tokyo (2010-07-20 08:22)